節電の今夏、熱中症②とともに気をつけたいのが夏バテ③だ。夏バテ防止の鍵はビタミンB1。見直したい④のが、日本の伝統的な発酵食品である「ぬか漬け」。野菜をぬか漬けにするとB1の含有量⑤が増える。「毎日混ぜる⑥のが面倒」「においが気になる⑦」と敬遠する⑧人には、新しい手法も。自家製ぬか漬けで、毎日ビタミンB1を補給してはいかがだろうか。
◆手を掛けない⑨
人間だけでなく、ぬか床⑩も暑い夏が苦手だ。
冷暗所⑪に置き、毎日かき混ぜて⑫雑菌⑬の繁殖を防ぐ⑭のがぬか床を保存するための鉄則⑮。ところが、現代の夏といえば、住宅は気密性⑯が高く、涼しい場所がない。
浜村さんらは、試行錯誤を重ねて⑰現代の生活スタイルに合った新しい漬け方を開発し、「コンパクト⑱ぬか床」と名付けた⑲。
たる⑳でなく、どの家庭でもありそうなファスナー付き保存袋21にぬか床を作り、食べやすく切った野菜を漬ける22。それを蓋付き23の密閉容器24に入れ、冷蔵庫で保存する。
低温保存のため、混ぜるのも4、5日に1回でOK。二重に25密閉するから、においも広がらない26…と、従来の問題点を踏まえた27良いことずくめの方法だ。 |